2011年12月19日(月)、学術総合センターにて、『「エクセレントNPO」をめざそう市民会議』の理事会が開催されました。当会議の代表である小倉和夫氏(国際交流基金理事長)、島田京子氏(横浜市芸術文化振興財団代表理事、専務理事)と、理事である片山信彦氏(市民会議理事、ワールド・ビジョン・ジャパン常務理事・事務局長)、加藤志保氏(チャイルドライン支援センター事務局長)、工藤泰志(言論NPO代表)、武田晴人氏(東京大学大学院経済学研究科教授)、田中弥生氏(大学評価学位授与機構准教授)、根本悦子氏(ブリッジエーシアジャパン理事長)、横田能洋氏(茨城NPOセンター・コモンズ常務理事・事務局長)が参加しました(五十音順)。

理事会は、この1年間に取り組んだことに関する意見交換をするとともに、基本的な方針について合意・決議する場とされました。

具体的には、報告事項の第一号・第二号報告として、助成申請の現状と研修事業について、田中氏より報告がされました。研修事業については現在、田中氏、片山氏が中心となり、各地で「エクセレントNPO」や「宣言団体」についての研修を行っており、そうした活動状況が共有されました。次に第三号報告として、「宣言団体」の現状について、審査委員の武田氏より報告がされました。現在、6つの団体が「エクセレントNPO」の「宣言団体」になっています。そして第四号報告として、工藤より定款案について説明がされました。各報告に対して、出席者から活発な質疑・意見が出されました。中でも、「エクセレントNPO」の認証制度については、NPOに対する客観的な組織評価における指標としての機能が期待されており、意見交換の上でも焦点となりました。

最後に、決議事項として、第一号議案に「市民会議の今後に関する基本方針について」、第二号議案に「事務局の組織体制と運営について」を掲げ、今後のスケジュールや各理事の役割について確認が行われました。